
わが家のほのぼのエピソード
30 わが子に感動 パート2

パート1では、母の日の前日、長男君がくれたサプライズのお話をさせていただきましたね。
実はね、あの後、もう1つ嬉しい出来事があったのです。
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◇◆母の日当日
今日は休日。
久しぶりに家族が全員そろい、とてもゆったりとした1日を過ごしました。
夕方になり、私はいつものように食事の支度をはじめ、出来上がったらみんなで夕食。ここまでは、普段とまったく変わらない時間をすごしていたのですが・・・
食事が終わるなり、子ども達が妙にソワソワしだし、落ち着きがない様子。
その横でパパが小さな声で、「ママのお片づけが終わるまで待ってろよ」とひと言。
(な~にをコソコソとやってるんだ?)と思いつつも、何となく子ども達の企みに気づき (笑)、そ知らぬ顔をして食器を洗いに行くことに・・・
片づけを全部終わらせ、「みんな~、全部終わったよ~!」と子ども達のところに行くと・・・
長男君が私の方にやって来て、「ママ、ちょっとこれつけて!」と、なにやら突然、子ども達に目隠しのようなもので目を覆われた。
目隠しされた私の近くで、何だかゴソゴソと音が聞こえてくる。
子ども達、何かの準備をしているみたい。
しばらく待った後、「ママ、目隠しとってもいいよ~!」という子ども達の声で、わくわくしながら目隠しを取ってみると・・・
私の目の前に、カーネーションの花を1本ずつ持った3人のお子達の姿が。
ママ、いつもありがとう!
とニコニコ笑いながら、1人ずつ順番に花を差し出すわが子達。
こんなちっちゃな子ども達が、「ママ、いつもご飯作ってくれてありがとう」なんて言ってくれちゃって。
私は3人から花を受け取り、嬉しくってお礼を言おうとしたら・・・、涙が突然溢れんばかりにボロボロと出てきてしまい、まったく言葉がでませんでした。
母の日って、私はこれまで自分達の母にあげる側の方だったので、昨日の長男君からのプレゼントも含め、子ども達から贈りものをもらうのって今回がはじめてのことでした。
私もついに、そんな年になったんですね~(笑)、子ども達からの、心のこもったはじめてのプレゼント。本当に嬉しかったです。
お花を受けとってしばらく経った後、さっきは泣いてしまってちゃんと言えなかったので、改めて子ども達を1人1人ぎゅうっと抱きしめて、「ママ、本当に嬉しいよ。ありがとうね」とお礼を言いました。
子ども達が私にくれた1本ずつのカーネーションの中には、子ども達の、私に対する愛情と真心がたっくさん詰まっているような気がしました。
こんなささやかな幸せを、これからもずっと大切にしていきたいなぁと思います。
・・・あ、そうそう、最後に1つ面白かったのはね、3男君がその日、寝る寸前まで
ママ、お花もらってビックリしたでしょ?
と連呼していました(笑)