
わが家のほのぼのエピソード
27 号泣・・・!

先日、晴れて幼稚園へと入園した3男君。今日からは次男君と一緒にバス通園です。
◇◆4月12日
AM8:30頃
3男君、朝から元気に朝食をとり、大はりきり。とても嬉しそうに園服に着替える。
送迎バスが来る時間まで、あと1時間もある。
「はやくバスのところにいこうよ~!」と、楽しみで待ちきれない様子・・・
AM9:30頃
次男君・3男君と一緒に送迎バスの停留所へ。
バスが来て、先生に元気にごあいさつ。さぁ、いよいよ登園です!
バスに乗っ た3男君、ニコニコしながら手を振り幼稚園へ向かってゆきました。
次第に遠くなっていくバスを見ながら、なんだかウルウルしてしまっている私。
頼もしく去っていった3男君の姿が、嬉しくもあり、さみしくもあり・・・
私のほうが、よっぽど子離れできていないかも・・・(笑)
・・・おっと、感動にひたっているヒマはありません。私もこれから身支度をして、急いで幼稚園へと向かわねば。
なぜ私が幼稚園へ行くのかというと・・・
うちの子が通う幼稚園では、「母の会」と呼ばれる園児保護者で形成された役員組織が存在し、園で行われる様々な行事などを、母の会が主体となってサポートしているんです。
役員は、子どもが幼稚園に通っているうちに少なくとも1回はやらなきゃいけないことなっているのですが、わが家の3人兄弟はみな年が2歳違いなので、長男君が入園した頃は下の2人がまだ幼く、小さな子を抱えた状態での活動が難しかったため、保護者の方達のご配慮で役員さんをずっと免除していただいてきました。
今年になってやっと3男君が幼稚園に入ったので、今まで免除していただいてきた役員さんの活動を今年度1年間引き受けることになったのです。
そんなわけで今日は、5月に行われる懇談会に向けての打ち合わせです。
AM10:00
私も幼稚園に着きました。
園内に入り、打ち合わせの場所へ向かおうとしていたら、たまたま教室の外に出ていた3男君にばったりと遭遇。
3男君と思いっきり目が合った! すると・・・
「・・・・・ママ~」
と口にした3男君は、今まで相当こらえていたのか、みるみると口がへの字型になり、大きな声で泣き出した・・・!
今まであんな楽しみにしていた幼稚園だったのに、実際に通ってみて、おそらくママと離ればなれになったさみしさを痛感してしまったのでしょう (;^ω^)
こうなるともう、3男君は止まりません。
「ママのとこにいく~!」と言って泣きわめき、先生のいうことをまったく聞きません。
そんな3男君を心配しながらも、自分の仕事を投げ出すわけにはいかず・・・
ぐっと気持ちをこらえながら、打ち合わせ場所へと直行しました。
・・・・・うちの子が通う幼稚園は敷地が狭く、どこにいてもだいたい園内にいる園児達の声がよく聞こえてくるんですよね。なので、その後私が他の役員さん達と打ち合わせを している間中、実は3男君の泣き声が園内中に響き渡っていました。
それでも、「ここで3男君に顔を見せてはいけない!」と、心を鬼にし仕事を続行していたんです。
すると・・・、いったいどうやってこの場所を探し当てたのでしょうか。3男君が、打ち合わせしている部屋まで来てしまったんです!
それ以降、「ママとおうちにかえる~!」と言って、激しく泣きじゃくりながら私にピッタリ貼りついて離れない・・・!
そこに先生が登場し、私から3男君を引っぺがし(苦笑)、教室へと連れて行く。
これを繰り返すこと、3回ほど・・・
他の役員のママ達も、このやりとりを見てついついもらい泣き・・・。
私を筆頭に、みんな揃って泣いちゃって・・・
結局3男君は、この日1日ずっと号泣しまくっていたのでした。
(こんなんで、ちゃんと幼稚園に通えるようになるのかぁ?)と心配しながらも、まだ今日は初登園の日だし、焦らない・焦らない。
私は3男君に、「今日はたくさん泣いちゃったけど、よくがんばったね!」と、たくさん褒めてあげました。
そしてその日の夜のこと。3男君が突然、
ママ、とも君幼稚園にいくといっぱい泣いちゃうから、幼稚園にいくのやめとく。
と言い出すではありませんか!(笑)
やっぱり、年少さんから入れるのは3男君には早すぎたかなぁ?
あんなに悲しそうに泣いてる姿を見ちゃうと、ママまで悲しくなっちゃうよ。(T T)急がないで、年中さんからにしておけばよかったかなぁ・・・
なんて、私もチョッピリ自信がなくなってしまいました。
それでもきっと、どこのおうちのお母さんもみんな、涙をぐっ とこらえてわが子を送り出してゆくのですよね。
わが家の場合、長男君と次男君が驚くほどスムーズに幼稚園へと行くようになったので、まさかこのような事態になるとは考えてもみず、少々楽に構えすぎていました(汗)
兄弟3人が、まったく問題なく通えるようになる方がきっと珍しいですよね(笑)
今後の3男君にしっかりと対応できるよう、私自身が前向きに考えていきたいと思います。
・・・・・明くる日。
3男君は前日のことがまるでウソだったかのように、ぐずることもなく、すんなり幼稚園へと向かっていきました。
「このぶんだと、泣かずに行けるようになる日もそれほど遠くはないかな・・・?」と、ホッとして送り出したのもつかの間・・・
その日の夜、またさみしい思いがぶり返してしまったのか、
とも君、やっぱりもう幼稚園にいかない。 おともだちに制 服あげる。
と、大泣きしながら言っていました。
何日経ったら泣かずに行けるようになるか、根気強く見守っていきたいと思います。み~んな、こうやって日々成長していくんですものね (*^^*)
3男君、がんばれよ~!
< 園服姿はバッチリ決まってるんだけどなぁ・・・笑>
