top of page
c00182-001e_edited.jpg

スピリチュアルな日常

​一番深いつながり

私は、自分の家族が大好きです。


家族全員に、タップリの愛情をそそぐことを毎日心がけています(みんなは、そう感じてくれているか分かりませんけどね。笑)


しかしそれとは裏腹に、家族に対してはとても厳しくなってしまうところもあるのです。家族以外の人達には寛大になれるようなことでも、自分の家族に対しては寛大になれなかったり・・・


それはきっと「家族」という存在が、自分自身にとって一番心を許せる相手だから、私がみんなに甘えてしまっている部分があるのかもしれませんね。


自分の家族に対してだけは、時にはとても相手(特に旦那 笑)を傷つけてしまうような言動をしてしまうこともあります。

そしてその後、自分で深く反省するのですよねぇ・・・

「どうして一番身近にいる大切な人達に、寛大になれないんだろう・・・」って。


以前、このような話を聞いたことがあります。

家族とは人生において、自身の魂を成長させるための、一番の「修行の場」であるのだと。

確かにそうですよね。


家族とは、身近な知人などよりも結びつきが深い分、何か困難な出来事が起こったとしてもその場から簡単に逃げ出すということはできませんものね。(もちろん、相手が誰でも逃げ出すようなことはしませんが。笑)


家庭の中で起こる様々な出来事を、苦しくとも、一緒に乗り越えていかなければならない状況が多々ありますよね。

家族と共に過ごす長い時は決して良いことばかりではなく、一緒にいるのが辛いこともたくさん出てきます。


その中でも特に「夫婦」という関係は、もともと血の繋がりがない赤の他人同士なわけですから、お互いの「心」でしか絆を保つことはできないわけで・・・


夫婦のどちらかが見切りをつけ、そこから離れようと思えば、いくらでも簡単に別れることができてしまうわけです。


だけどそこで諦めてしまわずに、夫婦や親子がそれぞれ歩み寄り困難な状況を1つずつ乗り越えてゆく。きっとそこに、家族にとっての大切な魂の学びと成長があるのでしょうね。


私は多分、家族達にとってはとても出来損ないの妻であり、母だと思います。家事はいつも手抜きばかりだし、子ども達には毎日ガミガミママさんだし・・・


決して良い妻・良い母とは言えません。


でも、こんな私でも、家族のみんなは私のことをとても愛してくれています。

そんな愛しい家族達に、口に出しては言いませんが、私はいつも思っています。

私の家族になってくれて、本当にありがとう。

と。


気づけたことから少しずつ、寛大な妻・母になれるように努力していきたいと思っています。私の家族達が私のことを自慢できるような、素敵な妻・母になっていけたらいいなと思います。


(平成20年8月 記)


bottom of page