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スピリチュアルな日常

​スピリチュアルな気づきを得る 最良のタイミング

私はこの人生の中で、この年まで、スピリチュアルな世界とはまったく縁のないとても現実的な生き方をしてきました。

現実的な生活をしつつも、私はどちらかと言えば昔から「頭で物事を考えて結論をだす」というよりは、「その時の直感、心の声に従う」という傾向が強かったように思いますが、それは、人間なら誰しもが持つその人自身の単なる「資質」であって、私自身の直感がこれまでにスピリチュアルな世界と直接結びついたことはありません。



ところがここ数年、今までの私が持っていた直感とはまた違う、「魂からの深い呼びかけ」に自らが気づくことになりました。


それからというもの、私自身でさえも予想していなかったような大きな気づきをいただくようになったり、様々な人達との必然的な出会いが訪れたりと、あらゆる方面で不思議な変化が起こっています。


先ほども述べましたが、これまでの私は本当に「現実的」な生き方をしていて、自分に与えられた人生や環境に対しての感謝の心もさほどなく、そこに「それがあることが当たり前」のような感覚で生きてきたのですよね。


それが不思議なことに、スピリチュアルな世界に興味を持ち探求するようになってからは、「今までの自分の人生が180度ひっくり返った」といっても過言ではないほどの、数々の素晴らしい恩恵や気づきをいただくようになりました。

例えば日常の、ほんのささやかな出来事に対してでも、大きな感謝の心を持って過ごせるようになったこと。


この美しい地球に、人として生かしていただいていることの喜びを感じられるようになったこと。


そして今生における、様々な人達との魂のつながりを知ったこと。自身が過去世から持ってきた、深い魂の経験が現在に活かされていること。などなど、たくさんの新たな発見がありました。


私は今この気づきを最大限に活かし、自身の幸せのために、そして周りにいる沢山の大切な人達のために、何かお役に立てることがないかと日々考えています。


話は少し変わりますが・・・


実は私、スピリチュアルな世界の素晴らしさを知ってしまったことにより、少しおせっかいな親切心が顔を出してしまうことがたま~にあるのですよね・・・


ついつい、周囲にいる方達とこの喜びの気持ちを分かち合いたいと、自分の思想の押し付けをしてしまう時があるようなのです。


人の思考は十人十色。


皆それぞれの考え方には大きな違いがあるというのに、まったく興味がない精神世界のお話などを一方的に押し付けられてしまっては、当然「この人、何訳の分からない話をしているのかしら?」と思われても仕方がありませんよね。


私自身もこのような類のお話は、決して軽はずみな気持ちで、相手をまったく選ばずにしているわけではないのですが・・・



私が「スピリチュアルな気づきを分かち合いたいなぁ」と感じ、お話を切り出させていただく方達というのは、ご自身の魂の本質に気づくことで、大きな向上を遂げる事ができると確信させていただいた方達なのです。


そのような人達がご自身の内にある深い魂からの呼びかけに気づき、スピリチュアルな世界の素晴らしさや、それに対する感謝の気持ちを受け取ることができたなら、心の奥底にある様々な悩みや不安から解放され、より良い人生を歩めるのではないかな・・・と思うのです

しかし、これらの気づきというものは、当の本人が知る気もないのに他人が無理に押し付けたところで、まったく意味がないものなのだということがよく分かってきました。


スピリチュアルな世界を知る。ということは、

ねえねえ、この商品、すごくいいよ~。使ってみたら?

え~? ほんとに? じゃあ私も試しに使ってみるわ

なんて、簡単なやりとりで理解できるような次元の話ではないのですよね (*^ ^*)


​​

気づきを得るうえで最も大切なことは、まずは恩恵を受けるべき張本人が、「スピリチュアルな世界は存在している」という事実に気づくこと。


そして自分自身の「魂」の存在を認識し、これからの自分の人生を前向きに変えていこうという、勇気と向上心を持つこと。

気づきを得るであろう張本人に、そのような世界を知るための心の準備ができていないと、たとえ周りの人間が素晴らしい世界への道案内をしたとしてもその世界の存在に気づくことはできないのですよね。


その人自身が「自らの魂を向上させたい」と気づき願った時、初めてその人にとっての素晴らしい世界への扉が開かれるのではないかなと感じました。


私自身もそうであったように、スピリチュアルな気づきを得るタイミングというものは、その人の人生の中で「それを得るべき最良のタイミング」がありその時が訪れるのではないかと感じます。

しかし中にはその素晴らしい気づきを得られないまま、今生での生涯を終わらせてしまう方もいらっしゃるのかもしれません。


限りある時間の中で、いかに自分自身の人生を素晴らしいものにしていくか、少しでも多くの方達に気づいていただけたらいいなと思います。



スピリチュアルな世界は、決して特殊な世界ではありません。


私達人類そのものが、今生に生まれ、現実的な世界に浸透しすぎてしまっていることで、本来の自分自身が持つ「魂の輝き、そしてその素晴らしさ」を忘れてしまっているだけなのです。


(平成20年1月 記)


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