top of page

魂のお話 ~私の運命を変えた一人の少年~

32 アースエンジェル ~地上の天使~ 4

Edited Image 2016-02-14 15-32-09

前回、私自身もアースエンジェルなのではないか、というところまでお話しましたね。

例えば皆さんは、「今までずっと抱えてきた心の問題などが、ある出来事をきっかけにしっくりときて解決してしまった」というようなことはありませんか?


今回のお話は、まさしくそれなのです。

私の場合、「アースエンジェル」という1冊の本がそのきっかけとなりました。


私はドリーンさんが執筆なさったこの本を読みながら、自分自身の魂が本の内容に激しく反応しているのを体中で感じていました。


そして、これまでの私の人生の中で様々な心の葛藤があったのにも、きちんとした意味があったのだ。と理解することができたのです。


さて、それでは私がアースエンジェルの中の、どのグループに属するのか。

私は「賢者」というグループに、魂の性質が当てはまっていることが分かりました。


ドリーンさんの説明によると、賢者とは「魔法使い・魔女の生まれ変わり」であるとおっしゃっています。


突然色々とお話を進めても分かりづらいと思いますので、まずは賢者の特徴を、本の中から少しだけ引用させていただきますね。



 

◇◆ 賢 者

 

​​比類なき強さ。異様さ。奇想天外さ。賢者は、自分を内側から輝かせます。

このグループに属する人は、ロマンス小説の登場人物を思わせるような外見が特徴です。


長く伸ばした滑らかな髪(中には短い方もいますが、基本的には長い髪を好むようです)、楕円形の顔、そして深い影が見え隠れする鋭い目。賢者のグループに属するアースエンジェルは、深い英知と直感を宿した人々です。


賢者はその鋭い目で、すべての嘘やまやかしを見抜きます。

賢者の前で真実を隠すことはできません。


賢者の目を覗き込むと、そこには深い智恵と知識、そしてしばしば悲しみが感じられます。賢者は、地球と人類の歴史すべてを眼に映してきました。それは良いことばかりではありません。悲しい事実が影となって残っていることもあるのです。


他のグループに属するアースエンジェルは地球外生命体であったものもいるため、人間の肉体に生まれ変わることに慣れていませんが、賢者は何回も人間として生まれ変わっています。


だからと言って周囲との違和感がまったくないとは言えませんが、賢者は、他のタイプのアースエンジェルよりもごく普通の人間と一緒にいることを選ぶ傾向にあります。


現実的で思いやりがあり、人々の話を辛抱強く聞くのをいとわないので、肉体を持って物質世界で生きることも苦になりません。他のアースエンジェルのように、人生の影の部分に恐れを感じるようなこともないのです。


このグループの人々は、自分の存在と他人の意見を完全に切り離した形で考えることができるのです。


賢者は、精神世界で楽園のようなコミュニティを作り、そこで暮らします。

住居となるのは、広い庭と美しい滝に囲まれた壮大な城です。


そこでの暮らしを楽しんでいると、ある時スピリットガイド達が寄ってきて、「スピリチュアル・ソルジャー」として物質世界に生まれ変わることを申し入れられます。


​物質世界に戻り、平和に満ちた世界を作り、人々が生まれ持った調和の心を思い出させる。それが賢者の仕事です。


しかし、すべての賢者が喜んで物質世界に生まれ変わるとは言えません。

物質世界に適応できるのは、物質世界に根ざしたスピリチュアリティの研究に興味を持つことができる人です。例えば占星術や魔術・カバラ(数秘術)・ハーブ・クリスタルヒーリング・シャーマニズムといった分野です。


そして賢者に共通するのは、不思議な力を意のままに操るため長い間学んできたということです。賢者は、前世をアトランティスや古代ギリシャ、古代エジプト、アーサー王の時代、古代マヤ、そしてエッセネ派の時代と、様々な場所や時代で過ごしています。


さらに共通するパターンとしては、月の満ち欠けに詳しいこと、そしてもう1つは、心臓や循環器系に問題がある、ということです。

「Heal Youe Body」という著書の中で、ルイーズ・ヘイは、心臓病の原因が「長引いている感情問題」ではないかと語っています。賢者は心に痛みを抱えたまま何度も生まれ変わり、何千年も過ごしてきました。その心の痛みが原因で心臓病になったとしても、無理はないでしょう。


賢者は、文明の滅亡、そして信念の為に命を落とした人々を目の当たりにしてきたので、人間のエゴが宿す暗闇がもたらすものを熟知しています。


それと同時に、人間の英知が生み出す可能性に賞賛を惜しみません。

物質世界に戻ってきた理由は、人間の英知の素晴らしさを伝えることにあるのです。


このグループに属する人々は、何回も生まれ変わりながら精神世界的価値観と魔法の力に磨きをかけています。望みを実現させて人々を癒す能力、そして錬金術の知識を持ち合わせています。

ですが賢者は現世において、太古の時代から持ち続けている偉大な力を発揮するまでに、時間がかかったり躊躇してしまったりすることになります。すべては魔女狩りの時代に、嫌というほど味わわされた恐怖が原因です。


しかし、彼らが現代という時代を選んで生まれてきた理由は、持てる力を駆使して、精神世界的価値観を広めることなのです。


賢者の人々はいくつもの前世を経て、示現や奇跡的な癒しを引きおこす力を身に付けました。生まれ変わりの目的には、癒しの力を磨くことも含まれています。


またこのグループに属する人々の多くは、前世において精神世界的価値観と共に生きる誓いを立てています。数々の誓いには、肉体的・精神的苦痛に耐えること、自己犠牲の精神、進んで罰を受ける意志、など、成し遂げるために強い気持ちを必要とすることがありました。


そして物質世界に生まれ変わった後も、無意識のうちに抱き続けている誓いがあるのです。


前世で立てた誓いの影響が、愛情や性的関係、経済面などで顕著となることもあるでしょう。前世の誓いから解放されない限り、真の自由を手に入れることはできません。


人間は、目的を達成してこそ幸せと充実感を得ることができます。よって賢者の人々は、心を開き、持てる力を最初から育み直すことが必要となるでしょう。


 

えっと・・・

特徴を全部抜粋していたらきりがないので説明はこれくらいにしておきますね(笑)


本の中にはもっともっと深い内容が書かれてあるのですが、その中から、特に私自身と関係の深い文章をピックアップして掲載してみました。


さて、上記に挙げた、数々の賢者の傾向なのですが・・・

私はこの内容を読んだ時、思わず身震いをしてしまいました。汗


驚いたことに、私が今まで長い時間をかけてコツコツと作り上げてきたこのホームページの内容すべてが、ドリーンさんが言っている賢者の様々な特徴とリンクしているのです。


もしかすると、私のホームページを余すことなく読んでくださっている方はお気づきになってくださっているかもしれませんね。


先ほどご説明した、賢者の人が持つという数々の特徴や魂の目的などを、私は私自身の魂の記録として、既にこのホームページに書き綴っているのです。


私がこの人生で経験してきた様々な出来事、そして自らの過去世においての経験など、そのすべてが賢者の特徴にピッタリと一致しているのです。

ここで説明すると長くなりすぎてしまうので、もしよろしければホームページ全体の内容を、上記の賢者の特徴を思い出しながら読み返していただくと、この驚きを理解していただけるのではないかと思います。


さらに、こちらのコーナーでずっと書き綴ってきた、私のソウルメイトであるイギリス人の少年パトリック。彼は今生の人生において、いいえ、それこそ私の魂すべてをひっくるめて、やはり私にとってなくてはならない存在であったことを改めて実感することができました。

賢者の、今生での目的の1つである癒しの力を磨くこと。そして私が、いくつもの過去世で人々を救い導いてきた、魔法使いの生まれ変わりであるという事実。


そして私が住んでいる魂の故郷(精神世界)と、そこから持ってきている魂の目的や使命。これらの真実はすべて、アースエンジェルという1冊の本を読む前から、パトリックと今生で出会ったことによって既に導き出されてきているのです。


またドリーンさんの本によると、賢者は自分が決めてきた前世での誓いから解放されない限り、真の自由を手に入れることはできないと書いてあります。心を開き、持てる力を最初から育み直すことが必要だと。


これは、同コーナー「明かされた真実」や「魂との対話」を読むとよく分かるのですが、この「持てる力を育み直す」という内容は、まさに今生の私が抱えている魂の課題の1つであると言えます。


私は400年前の過去世で、愛する息子であったパトリックを自身の持つスピリチュアルな能力が原因で、死に追いやってしまったというとても切ない体験をしました。


数々の苦しみを抱えた過去世の私は、「今後いっさい自分の能力を使わない」という誓いを自らに下し、それからは、その苦しみを400年間も心の中にずっと閉じ込めたままの状態で、現実の世界だけに目を向けて生きてきたのです。

ところが今生で私は、まるで何かの存在に導かれているかのように、魂や過去世といった霊的な世界への興味を深く持つようになり、ここで再びスピリチュアルな世界へと足を踏み入れることになりました。


そしてその流れに添うように、私の周りに必然と思われる人達との不思議な出会いが幾度も訪れ、時間をかけてあらゆる方面から霊的世界の探求をしていく中、ついに私は、「400年前の私自身と魂の対話をする」という素晴らしい機会に恵まれ、長年抱き続けてきた過去世の大きな心の傷を癒すことができました。


前世で決心した自らの誓いを解放することができ、私は今やっと真の自由を手に入れ、自分自身の心を開き、「持てる力を育み直す」という次の段階へと移行することができたのです。


・・・以上が、私自身に当てはまる大まかな賢者の特徴なのですが、つい興奮して勢いで書いてしまったので、なんだかまとまりのない文章になってしまいましたね (*^^*)


なんかね、この記事を綴っていたら、例えるならまるでパズルのピースのように、私自身の人生の絵図が1つずつ確実に埋まってきているような気がしてしまいました。



私の人生のパズルは、現時点ではまだまだ隙間だらけなのだと思います。

本来持っているはずのサイキック能力も、まだまだ開花はしていませんしね。


きっとこれから埋まっていく予定のピース1つ1つに、私の人生の重要な絵柄が描かれていて、それが現実として形を現すときに初めて、絵の中に埋まっていくことになるのでしょうね。

パズルのピースが全部埋まるのは、まだまだずっと先のことになると思いますが、1つずつ、1つずつ丁寧に、着実にピースを埋めて、この人生の中で完成させることができたらいいなと思います。


この本と出会ったおかげで、私自身がこれまでに経験してきた様々な出来事の意味を理解でき、自分自身という人間をさらに深く知ることができました。


私自身の、素晴らしい魂の目的を教えてくださったドリーンさんに心から感謝しています。


さて、本日はいつにも増して長い文章になってしまいましたが、ここまでお付き合いくださった皆さま、本当にありがとうございました。


あなたに与えられた人生の目的や使命。

それは、今生においてあなただけにしか体験することができない、魂からのたった1つの素晴らしい「贈りもの」なのだと思います。


今ここにある人生が、あなたにとって最高に輝ける素敵な魂の経験となりますように、心から願っています。

たくさんの愛と感謝を込めて  Akiko 


(平成20年5月30日 記)


bottom of page