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魂のお話 ~私の運命を変えた一人の少年~

26 私の魂の故郷 後編

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さて、ではまず、前編にてお話した「魂の故郷(霊界)」について、スピリチュアルカウンセラーの方が教えてくださった内容を掲載させていただきますね。


 

カウンセラーさんより

 

「霊界」と言うと、主にこの世で亡くなった方が行く世界であると捉えられ、この世と切り離して考えるケースが多いのですが、実は、霊界と現実の世界とは表裏一体なのです。

私達は眠っている時も起きている時も、活動している意識の主体は同じであり、霊界(魂の故郷)と現実の世界とは、いつでも密接に繋がりあっているのです。


つまり、あなたが亡くなってから先ほどお話したような美しい場所(魂の故郷)に行くのではなくて、あなたの魂の本体は、常にそこに住んでおられるのです。


 

つまりカウンセラーさんがおっしゃるには、魂のレベルにおいては現実を生きている私自身も、常に霊界と現実の世界とを行き来している、ということなのですよね。


このお話を聞いて、私はとても納得をしてしまいました。



パトリックと私は、いくつもの過去世で人生を共に歩んできました。私自身もホームページではいつも彼との魂の繋がりを、現実世界の概念で言う「親子」という言葉によく当てはめて表現しています。

しかし実際には「前世では親子だった」とか、「恋人だった」などという、この世で言う「概念」で当てはめて納得できてしまうような領域の間柄ではない、と感じていたのです。


彼とは、もっと高次な世界の深い繋がりを感じていたのです。

そしてカウンセラーさんに、彼と魂の故郷(霊界のグループ)が同一か、もしくは非常に近いところにある。と教えていただいた時、「やっぱり彼と私は、同類の魂を持つ相手だったんだ」と自分の心にとてもしっくりときたのです。


今生のパトリックは現在、まだたったの15歳しか生きていない少年なのですが、不思議なことに私は、魂そのものに対しては彼のことを15歳だとは捉えていませんでした。


私にとって、現実世界においての彼の年齢などまったく関係なく、彼は私と「同じレベルの魂を持っている人なのだ」とずっと感じていました。



そしてもう1つ不思議なのは、私は今生において、彼とはまだ一度きりの手紙のやり取りしかしておらず、現実には1度も会ったことがないのですが・・・

私自身が自立できるようになってからというもの、彼の生きる姿勢や心のあり方、そして彼の持つ魂の優しさや強さなど、彼自身が持っている魂の本質を、手に取るように理解できるようになった自分がいるのです。


日本とイギリス。お互いこんなに遠く離れた国で生きているのに、彼に会えないという寂しさなどはまったくなく、むしろ彼とは「いつでも、どこにいても心を通わせることができる」という、大きな安心感さえあります。

この様に感じることができるのはきっと、魂のレベルにおいて、彼としっかり繋がることができたからなのかもしれませんね。



カウンセラーさんからの鑑定結果の最後に記してありましたが、私は今後、魂の故郷にいる時の自分の心の状態を現実にも投影し、今生においてもひとつのサンクチュアリを実現する。ということが、自分の人生の課題になっていくそうです。


これは現実の世界においても、魂の世界と同じように不平や不満がなく、目の前にあるささやかな幸せを素直に喜んで生きていけるような、穏やかな世界を実現させていく事、なのではないかと思います。


それがきっと、今を生きている私にとっての魂の課題であり、ひとつの使命なのでしょうね。これからも私自身を信じ、日々精進していきたいと思います。


長いお話にお付き合いくださり、ありがとうございました (^-^)

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