
魂のお話 ~私の運命を変えた一人の少年~
29 アースエンジェル ~地上の天使~ 1

今回は、私が愛読している1冊の本をご紹介しながらお話を進めていきたいと思います。この本の著者は、スピリチュアルな世界において様々な活躍をなさっている、とても有名な方です。
皆さんは、ドリーン・バーチューさんというお方をご存知でしょうか?
ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので、まずは彼女のプロフィールを簡単に掲載させていただこうと思います。
~ドリーン・バーチュー~
ドリーン・バーチューは、メタフィジシャン(形而上学者)家系の4代目であり、生まれながらの透視能力者です。幼少時には目に見えない存在を実際に目で捉え、彼らと話をしていました。
ところが、そのことが周囲のからかいの原因となり、結果、彼女は目の前の事実を完全に否定し自らの能力を封印してしまいました。
そしてドリーンは、「あなたは、ボディ・マインド・スピリットのテーマを扱う指導者となる」という、天使からのメッセージを無視し続けました。天使たちに反発したり、彼らの声を無視して過ごしていたのです。
しかしその後、彼女は自分の人生を大きく変えてしまう出来事に遭遇しました。ドリーンに起ころうとしていた身の危険を、彼女を守ろうとしていた天使たちが彼女に警告したのです。
天使たちからの警告により、ドリーンは身の危険から逃れることができました。
その事がきっかけで彼女のクレアボヤンス(透視能力)は、幼い頃の記憶と共に急速に回復していきました。そして神のガイダンスを受けながら、まったく新しい観点から心理学を学び、「エンジェル・セラピー」を生み出しています。
以上、ドリーンさんの紹介を簡単にさせていただきました。
彼女は、とても素晴らしいスピリチュアルティーチャーの1人である、と言えると思います。彼女のご活躍ぶりはあまりにも有名で、スピリチュアルな世界の探求をなさっている方なら、おそらく一度は、彼女の書籍やエンジェルカードを手に取ったことがあるのではないかと思います。
彼女は天使や自然現象 、アセンデッド・マスターに関する数々の書籍を執筆し、様々なワークショップを行なっており、天使、チャクラ、クリスタル・チルドレン、インディゴ・チルドレン、健康やダイエット、心と体に関してなど、20冊以上の著作があります。
彼女のエンジェルカードやオラクルカードなども、とっても人気がありますよね。
さてさて、前置きが少々長くなってしまいましたが、今日は数あるドリーンさんの書籍の中から、「アースエンジェル」という本をご紹介させてくださいね。
彼女が出版したこの本、とっても内容の濃いものでした。
まず、この本の題名となっている「アースエンジェル」
この題名に使われている「エンジェル」というのは、おとぎ話などによく出てくるような、羽の付いた天使達のことではありません。
ここでドリーンさんが言っているのは「アースエンジェル = 地上の天使」、すなわち「良きことを行う者」という意味なのです。
これを分かりやすくご説明すると、今、地上で生きている私達人類の中に「良きことを人類に広める使命を持って今生に生まれてきている」という人達がいて、彼らのことをアースエンジェルと呼ぶのだそうです。
私達人類は各々が、今生において成し遂げるべき様々な使命を持って生まれてきています。しかし持っている魂の使命は、形も内容も、1人1人が全く異なるものです。
例えば「この人生では、ただ平凡に穏やかな生き方をすること」という使命を持っている方もいれば、「前世でのカルマを解消するために、あえて複雑な人生を選択すること」、「家族との愛や絆を深めること」、「たくさんの試練を経験し、魂をより成長させること」などなど、この世に存在している1人1人が、その人にとっての大切な使命を持っています。
この地球には、数え切れないほど多くの人類がいますから、私達は無数の魂の使命を持って、この地球に存在していることになりますね。
お話を少し戻しますが、本日のメインテーマである「アースエンジェル」というものは、私達人類のすべてが該当するわけではないようです。
アースエンジェルとして生まれてきた人達には、それぞれにある特有の個性と共通点があり、見るべき人が見れば、その人物がアースエンジェルであるかどうかがすぐに分かるそうです。そして彼らは我々人類や、地球規模に関する大きな役割を持っているのだそうです。
さて、ではここで「自分がアースエンジェルなのかどうかを知りたい」と思っても、身近にそれを教えてくれる人はいませんよね。
そんな時に、今回ご紹介したこの本がとても役に立つと思います。この本の中には、アースエンジェル達が持っている大切な使命や役割、エンジェル達のグループ・特徴、そして、自分が今生に生まれる前に属していた世界のことが、とても細かく丁寧に記されています。
・・・実はね、私が今回このお話を「魂のお話」コーナーからUPしたのには、大きな意味があるのです。
それはなぜかと言うと、この本が、私自身の「魂の使命・目的」と非常に深く関係しているのではないかと思ったからなのです。
この本と出会い、読んでいる間中、私はなぜか体中に鳥肌が立ち、自分自身の魂が驚くほど高揚していることに気づいてしまったのです。
では、詳しいお話は次回の記事に綴っていこうと思います。
(平成20年5月29日 記)