魂のお話　～私の運命を変えた一人の少年～

ここ1～2年の間、私は自分自身の心のあり方にとても大きな変化が起こりました。

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もちろんこの数年だけではなく、今まで生きてきた人生の中には本当に様々な経験があり、その度に私は自身の未熟さや欠点に気づかされ、周りの人達と接し・学ぶことによってそれらの欠点を克服しながら現在に至りました。

今思えば良くも悪くも、私にとって無駄な出会いは1つもなかったように思います。

もちろんそれは、今後の人生においても同じことが言えますが・・・

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その中でもやはり、現在苦楽を共にしている主人との出会いは、とても大きな意味を持っていると思います。主人とは過去世においても夫婦だったことがあり、深い魂の繋がりがあるようです。

ただ過去世で繋がりがあったとはいえ、主人も私も、今生では新たな魂の課題を持って生まれてきています。

そんな私達が今一度夫婦になったのは、おそらく過去世の中では学びきれなかった何かを、この人生において達成させるために引き寄せあったのだろうと感じています。

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結婚してはや10年・・・。

この長いようで短い10年の間には、夫婦にしか分からない、心がすり切れるような葛藤がいくつもありました。決して良い出来事ばかりではありませんでした。

そんな中、時が経つにつれ我が子が1人2人と増えていき、家族で毎日笑って過ごせる喜びを実感し、共に生きていくことの大切さを改めて学ばせていただいています。

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・・・今思えば、幼い頃から私は、様々な心の葛藤ばかりを繰り返して生きてきたような気がします。

他の人とは少々違った思考を持ち、自分に無理をしてまで相手と意見を合わせる事をしないため協調性がないと思われるのか、「あなたって変わってるね」と言われ、お友達のグループに入れてもらえないのはしょっちゅうの出来事でした。

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そして周囲の人達の、心の「裏表」を繊細に感じ取ってしまうという不思議な感覚を持っていた私は、幼稚園や学校・職場などで、常に表面ばかりのお付き合いをしている人達の中に馴染むことができずに、気がつけばいつも1人でポツリとしていました。

自分自身のことであるのに、他人とは明らかに違う性質を持つ自分のことがよく理解できずに、長年悩み苦しみ続けてきました。

そんな様々な葛藤ばかりを繰り返してきた私の、心の整理がやっとついてきたのが、つい2～3年前のことです。

自分自身の心に少しずつ前向きな変化が起こりはじめ、目の前の人生をポジティブに考えられるようになった頃、ある1人のイギリス人少年と出会ったのです。

（平成18年10月頃の出来事より）