
筆者の不思議体験
肩の力を抜こう 後編

その日の講座を受講していた生徒の皆さんは、本当に真剣に・一生懸命ヒーリングの練習に取り組んでいました。
そして、色々な意味で良い勉強になったヒーラー役を終えた私は、最後に見学者役として、グループの方達のヒーリングを見守る番となりました。
ゆったりとした静けさの中、私がグループの方のヒーリングを見守っていると・・・
どこからともなく、不思議な視線を感じました。
気になった先に私が目を向けてみると・・・
なんと、ちょうど私の目の前に座っていた例の特別講師が、なぜか私のことをじ~っと見つめていたんです(汗)
うわぁ・・・まだ何か指摘があるのかなぁ・・・? 汗
と、今度は先生に何を言われるのか、すごくドキドキしてしまいました。すると先生は、私のほうにまた手をかざしながらこうおっしゃったのです。
あんた本当は、すごくあったかくて、のびのびとした魂を持ってる人なんだよねぇ。
何かが、あんたのパワーを閉じ込めちゃってるんだよなぁ。
ものすごく自由で、のびのびした いいエネルギーを持ってるんだよ。
もっともっと、自分のハートを意識して解放してごらん。
今の3倍はエネルギーが強くなるよ。
もっともっとハートを大きく解放して、気持ちを楽にするんや。
先生はそう言いながら、私のハートに向けてエネルギーを送ってくださいました。
その時、目の前にいらっしゃる先生の手から ものすごく温かくて優しいエネルギーを感じました。
そして自分の体と心が、ブワ~っと不思議な感覚で開いていくのを感じていました。
が、しかし・・・
・・・まだダメだなぁ。今はまだ、その時期じゃないみたいだ。
と先生がひと言。
先生がおっしゃった言葉の深い意味が、私にはすぐ理解することができました。
「私はまだすべてのことにおいて、ハートを解放するための心の準備が整っていない」ということを、私自身が分かっていたからです。
私が、すべての物事に対して肩の力を抜き、常にリラックスした状態で過ごせる自分自身になること。これが実践できるようになった時初めて、特別講師がおっしゃっていた、私自身の自由でのびのびとした大きなエネルギーが発揮されるのだと理解できました。
日常の何気ない生活においても、また、今後自分自身が成し遂げたいヒーラーへの道 も、「こうしなくちゃ。ああしなくちゃ」ではなく、「魂の使命だから頑張らなくちゃ」ではなく、すべての物事をあるがままに受け入れ、大きな心のゆとりを持って過ごすこと。
肩の力を抜いて、いつでもリラックスした自分自身を自然に保てるようにすること。
先生にヒーリングのエネルギーを送っていただいただけでは、ハートは開かないのですよね。自らの意志で、自らの力でハートを開いていくことが大切なのですよね。
特別講師がくださった大切なお言葉をかみ締めながら、今回学ぶことができた沢山のことを、普段の生活の中でさりげなくできる自分になれたらいいな、と思っています。
今回のセミナーではヒーリングのみならず、自分が自分らしく生きていくために欠かすことのできない大切なものを、本当にたくさん教えていただきました。
先生方の温かいご指導と大きな愛に、心から感謝の Akiko なのでした (^-^)