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筆者の不思議体験

​夢からのメッセージ

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皆さんは、「夢」をよく見ますか?


私たちは日常頻繁に夢を見ているので、特別印象に残るような夢ではない場合、大半はその内容を忘れてしまっていることが多いかもしれませんね。



普段、何の気なしに夢を見ている私たちですが、夢とは時に、私たちにとても重要なメッセージを送ってくれることがあるんですヨ。


例えば・・・、夢の中に出てくる背景や建物、また登場人物や登場人物の行動など、そのひとつひとつには大切な意味があって、私たちは夢を通して常に何らかのメッセージを受け取っています。


実はね、私もつい先日、とっても面白い夢を見たんです。

まずは、その夢の内容をお話しましょうか (^-^)

( 以下、Akiko の夢の中 )

 

とある場所に私が立っています。

そこは、むかしむかしの、ヨーロッパの田園風景のようなところです。

夢の中で、私は何かの選択を迫られ、とても悩んでいるようです。


なぜ悩んでいるのかというと・・・

私の前に魔女のような人物が現れ、その人物が突如私にこう言ったのです。


 

魔 女  おまえは、今から2つの選択をすることができる。

     「女王」になりたいか? それとも「平民」になりたいか。

     さあ、おまえならどちらを選ぶ?

 

私は魔女にこのような選択を迫られ、ひとり考え込んでいます。


 

「女王?」「平民?」 2つはまったく異なる生き方ではないか。

だとすれば、私ならどちらになりたいんだろう・・・?

 

私は、しばらく考え続けました。


 

「女王」・・・

もしこっちを選んだなら、きっと飢えに苦しむことはない。

華やかな衣装を身にまとい、身の回りのことはすべて、

周囲にいる召使いたちが面倒をみてくれる。


富の注目を集め、権力を握ることもできる。

当たり前のように約束された、きらびやかで贅沢な暮らし・・・


「平民」・・・

もしこっちを選んだなら、きっと日々の衣住食は

自分自身の努力によって確保しなければならない。

当然、贅沢で豪華な生活など待っているわけがない。

目立つこともなく、一平民としてひっそりと暮らす毎日・・・

果たしてどちらがいいものか・・・

 

・・・すると私は、今度は別な角度から物事を考え始めました。


 

確かに女王は、欲しいものを手に入れることができるし魅力的だ。

しかし考えようによっては、女王ほど自分の自由を束縛される

人間はいないのではないだろうか。


周辺には召使いがつきまとい、行動は常に監視されのびのびと1人

でゆっくりできる時間もない。自分の国を守るために緊張した空気

を保っていかなければならない。


望む人と恋に落ちることも許されず、女王の言動はいつでも国民全

体に大きな影響を及ぼす。いくら贅沢をしようとも、いくら偉くな

ろうとも、自身の心の充実感は得られるのだろうか・・・?


平民として生きたなら、たとえ偉くて贅沢な暮らしはできなかった

としても、様々な方面での自由が望めるのではないだろうか。

 

好きな相手と結婚して温かな家庭を築き、その中で沢山の愛情に包

まれながら、愛する人たちと生涯を共にすることができる。

自分の行動にはしっかりと自分自身が責任をもち、それをささやか

な幸せへと結びつけていくことができる。


何よりも、人としての心が充実しているのではないだろうか・・・?

 

・・・と、様々なことを考え悩んでいるうちに、ふと目が覚め、夢の中のストーリーは幕を閉じてしまいました (*^^*)



起きた時、なぜかとっても不思議な感覚が自分の中に残っていて、「きっとこの夢は、何かのメッセージに違いない」と素直に感じました。


実はちょうどここ数日、「自身が選択することの大切さ」について、あれよこれよと探求している最中だったのです。


夢の中のお話、きっとどちらを選んでも間違いではなかったのだと思います。

どちらを選んだとしても、それはその人にしかできない、とっても貴重な体験となるはずですよね。


重要なのは、その経験の中から自分が「何を学んでいくか」、ということだと思います。そして、自分自身が決断した選択にしっかりと責任をもつこと。これが何よりも大切なのでしょうね。



私たちが生きている間には、様々な選択肢を迫られる機会が幾度も訪れます。


その出来事をどのように捉え、選択・実行するかによって、私たちの魂は変化を繰り返し、その度に成長を遂げいっそう輝きを増していくのでしょうね。


自ら選択したことが、たとえ「失敗」という形で終わってしまうことがあったとしても、その失敗から得るものも大きく、貴重な学びに繋がっていくと思います。



私はその日、夢のストーリーを思い出しながらこう思いました。


「どんな出来事も必ず自分のためになる。恐れずに自信をもって、前向きな選択・行動をしていこう」と。

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